今後の活動予定・2014年版

弊会の今後の活動予定(これから開発することを予定している宗教)について公表しておくことにします。ただし、あくまで予定ですので、計画倒れに終わるものがあるかもしれませんし、突発的な思いつきで、ここに挙げられていない宗教を開発する可能性もあります。

庭球立方体

宮内春樹さんという預言者が2012年にリリースした、「聖久律法会」というイスラーム系の新宗教があります。この宗教は、代々木を聖地としていますので、東京人にとっては親しみやすいのかもしれませんが、おそらく大半の大阪人にとっては、「代々木ってどこやねん」という感じだと思います。そこで弊会は、そのような大阪人にも聖久律法会を味わっていただくために、それを大阪人向けにローカライズした宗派を開発しようと考えています。宗派の名称は「庭球立方体」(Tennis Cube)、預言者関西大学経済学部2回生の水無月歌舞伎さん、聖地は新世界、帰依の対象はビリケンさんになる予定です。

聖久律法会という宗教は、自殺を奨励する教義を持っています。しかし大阪人というのは、「死んで花実が咲くもんちゃうやろ」などと言いながら図太く生き続ける人種ですので、庭球立方体では、この教義は削除する方針です。ただし、飲酒を容認するという聖久律法会の教義は踏襲します。飲酒も含めて、大阪人にとっては「そんなんどうでもええやん」と思われるものをイスラームの教義から取り除いて、ビリケンさんだったら言いそうなことをそれに追加する、という方向で教義を設計していきたいと考えています。

日本型ユダヤ教

弊会は、日本における宗教多様性を増大させるための方策の一つとして、海外で開発された宗教を日本人向けにアレンジした宗派を布教するという活動を進めています。弊会がこれまでにアレンジした日本人向けの宗派としては、日本型キリスト教日本型イスラーム日本型空飛ぶスパゲッティ・モンスター教という三つのものがあります。弊会は、これらの「日本型シリーズ」の四作目として、ユダヤ教を日本人向けにアレンジした宗派を開発しようと計画しています。宗派の名前は「日本型ユダヤ教」になる予定です。「日本型ユダヤ教」と聞くと、日猶同祖論を連想する人が多いかもしれませんが、なるべく日猶同祖論とは一線を画したものにしたいと考えています。おそらく、天地を創造した神が日本人を「選ばれた民族」にするという宗派になるのではないかと思われます。また、ユダヤ教と言えばメシア信仰ですが、これについては、東アジアに薄く広がっている弥勒信仰を取り入れる方向で検討しています。

日本型マニ教

日本型ユダヤ教に続く日本型シリーズの第五作として、マニ教を日本人向けにアレンジした宗派も、開発する予定です。宗派の名前は「日本型マニ教」になる予定です。同志社大学神学部小原克博さんという神学者の説によると、日本人というのはグノーシス的な思想に魅力を感じる傾向にあるそうなので、マニ教は、キリスト教イスラームよりも日本人に受け入れられやすいかもしれません。

幸福の科学のパロディー宗教

大川隆法さんという人が1986年にリリースした、「幸福の科学」という仏教系の新宗教があります。この宗教は、大川さんのイタコ芸という爆笑コンテンツの発信源として貴重な存在です。しかし、現在のところ、イタコ芸を楽しんでいるのは幸福の科学の非信者のみです。信者にとっては、大川さんの憑霊現象は「霊言」という真面目な宗教的行為ですから、それをイタコ芸として楽しむことができません。そこで弊会は、幸福の科学の信者にも、大川さんの憑霊現象がイタコ芸として秀逸であるということに目覚めてもらうために、幸福の科学のパロディー宗教を開発してみようかな、と考えています。現在のところ、宗教の名前や宗派の名前は未定ですので、何かアイデアをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご提案いただきたいと思います。