「日本型イスラームのクルアーン・第零版alpha00」を公開しました

弊会は、多宗教教(polyreligionism)という宗教の布教を目的とする宗教団体です。しかし、宗教団体というのは、弊会が持つ二つの側面の一つであって、弊会には、メタ宗教団体というもう一つの側面があります。メタ宗教団体としての弊会の目的は、地球上の宗教多様性を増大させることです。

日本という地域は、宗教多様性という観点から見た場合、まだまだ満足できる状態にはありません。なぜなら、日本においては、アブラハム宗教の信者が現状ではきわめて少ないからです。日本においてアブラハム宗教を浸透させることは、この地域の宗教多様性を増大させる上で避けて通ることのできない課題です。弊会は、この課題に対する解決策の一つとして、日本型キリスト教(Japanized Christianity)というキリスト教の教派の布教を今年の7月より進めておりますが、本日より、第二の解決策として、日本型イスラーム(Japanized islam)というイスラームの宗派の布教を開始いたします。

日本型イスラームは、イスラームの宗派の一つですが、日本人にイスラームを信仰してもらう場合の阻害要因となっている煩瑣な戒律が、スンナ派スンニ派)やシーア派などの他の宗派に比べて大幅に削減されています。また、神道や仏教との多重信仰も可能となるように教義が設計されています。

日本型イスラームの教義の詳細は、本日より公開しております「日本型イスラームのクルアーン」という啓典に記述されています。

この啓典は、現在はまだアルファ版です。日本人にとって親しみやすいイスラームの宗派を開発するという目標の達成に向けて、今後も改良を進めて参る所存でございますので、ぜひ皆様よりご意見を賜りたいと願っております。またご意見のみならず、誤字脱字につきましても、お気づきの方がいらっしゃいましたらご指摘くださいますようお願い申し上げます。

日本人を主要なターゲットとするイスラームの宗派を作るという試みとしては、宮内春樹さんが昨年の1月に創始した聖久律法会という先駆者がありますので、日本型イスラームは第二の試みということになります。聖久律法会も、日本という地域の宗教多様性を増大させる上で重要な宗派ですので、弊会は、昨年の11月に開始した聖久律法会に対する応援を、今後も引き続き継続していきたいと考えております。